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(スタッフ投稿)

大激戦・混戦の奈良県知事選挙2023👊
一票で奈良の未来が大きく変わる可能性があります❕
以下では、主要な奈良県知事選挙候補者の経歴放送・政見放送を書き起こしています

奈良県知事選挙候補者山下まこと

経歴:

京都大学法学部卒業、弁護士、生駒市長、当時全国最年少市長。3期9年務め行財政改革や子育て支援などに取り組む。

政見:

日本維新の会公認の山下まことです。私は弁護士として働き生駒市長も務めました。奈良に住み始めて24年、奈良が大好きです。豊かな自然、そして世界に誇る歴史文化遺産。こんな魅力あふれる場所は他にございません。

私は8年前も知事選に立候補し、現職知事に挑みました。今回が2回目の挑戦です。私が、奈良県政を本気で強く変えたい思っていることを、県民の皆さんにはまず知っていただきたいと思います。私は、県政に民間の発想を取り入れて改革します。

実は、選挙で知事を選ぶようになった戦後において民間出身の知事は一人もいません。全て中央省庁の官僚か県職員の出身です。では、官僚出身だったら何が問題なのでしょうか。民間だったら何が変わるのでしょうか。

それは、お金の使い方です。民間企業は売上をあげ、その範囲内で経費を支出し、できる限り借金をしないように経営します。しかし、役所は税収を増やす努力をあまりしません。平気で、税収以上の支出をする予算を組み、借金することに抵抗がないのです。その結果、どうなるでしょうか。平気で収入以上の支出をしますので、税金が無駄遣いされます。そして借金がどんどん増えていきます。私たちの子どもや孫にツケが回されるのです。

奈良県はずっとこのやり方を続けてまいりました。また、民間は事業をする前に市場調査をしますが、役所はこれをしません。ですので、お金を使って事業をしても、それによって県民の暮らしが豊かにならないことがあります。

私は、生駒市長を9年間務めました。そこで、税金は無駄遣いされるものだと実感しました。私はそれを改め、市の借金を160億円減らしました。それでも住民サービスは向上させました。市立病院を設立し駅前再開発を行い、必要な事業はしっかりと実現いたしました。

その上で、さまざまな住民サービスの向上にも取り組み、全国の市の住みやすさを表すランキングを、全国326位から34位まで引き上げました。知恵を絞れば、少ないお金でもサービスは向上できるのです。

一方、今の県政をみてください。巨額のお金が施設などのハコものに使われています。しかし、それらはうまくいっているのでしょうか。

例えば、奈良県庁の隣の奈良公園バスターミナル。県は45億円かけて4年前に開業しました。しかし、利用者数は予想を下回り、3年連続で赤字が続いています。市場調査が全くできていないのです。官僚出身の知事の限界を物語っています。

私は、このような無駄遣いを一つひとつ見直していきます。また、奈良県知事には1期で数千万の退職金が支給されますが、私はこれを受け取りません。私はそうやって生み出した財源を皆さんのために使ってまいります。

具体的な政策を説明します。特別養護老人ホーム入所待ちの方々への支援を行います。県立病院の予算も増やします。子育て支援も充実させます。高校の授業料の無償化にも取り組みます。所得制限は設けません。0から2歳児の保育料無償化に向けた取り組みも市町村と協議をして進めてまいります。

そして、忘れてはいけないのが、コロナで傷ついた経済や観光です、しかし、チャンスは目の前にあります。2025年、大阪関西万博が開催されます。大阪などとトップ同士で連携し、国内外の方に奈良を訪れてもらいます。


放送をご覧いただいている皆さん、山下誠は公約を必ず実現いたします。

県政を私にお任せください。

奈良県知事選挙候補者荒井正吾

経歴:

東大法卒、米国シラキュース大学院卒、参議院文科委員長、外務大臣政務官、海上保安庁長官等を歴任し、現在、奈良県知事。

政見:

奈良県知事候補の荒井正吾と申します。私は、知事就任以来、16年間、働きやすく暮らしやすい奈良をつくることを目標にして多くの方々のお助けをいただきながら心をこめて愚直に県政に取り組んでまいりました。これまで大阪のベッドタウンとして発展してきた本県には働く場所が少なく、若者の県外流出が続くという大きな課題がございました。

企業誘致やホテル誘致など雇用の創出に精一杯取り組んでまいりましたが、おかげ様でこの16年間で大きな成果がございました。工場の立地件数やホテルの数は大きく伸び、若者や女性の働く場が大幅に増えています。

また、県民の健康を守る医療体制が十分ではありませんでしたが、奈良県総合医療センターや南奈良総合医療センターなど立派な病院が建設でき、ドクターヘリの導入、国民健康保険の県単位化など他の県にはみられない特段の努力により本県の医療体制は飛躍的に向上いたしました。

経済と生活を支える県内の幹線道路は貧弱でありましたが、京奈和自動車が順次開通するとともに、中和幹線や紀伊半島アンカールートなど長年の懸念でございました主要道路の整備も大きく進み、本県の経済発展を支えてくれるようになりました。

また、これまで本県には県民も観光客もゆっくりと楽しめる施設があまりありませんでしたが、来る人も楽しめ、地域の活性化にも役立つ施設として平常旧跡歴史公園、NAFIC、奈良公園バスターミナル、コンベンションセンター、歴史芸術文化村、アニマルパーク、馬見丘陵公園などこれまで奈良県にはなかったものもオープンさせることができました。

一方、ここ10年間で県の財政状況は大きく改善いたしました。県税等収入が大幅に増加、県債残高は大幅に減少、また、今後に備えた基金が大きく積み増しできるなど、これまでの県政発展の力を蓄えることができました。これまでの16年間で県政が大きく発展したことにご協力をいただいた県民の皆様に心から御礼を申し上げたく存じます。

そして、これからの奈良県の発展についても、私は大きな夢を持っております。

目を未来に向けますと、リニア中央新幹線の全線開業と奈良市付近駅設置、大規模広域防災拠点の整備、大和平野中央田園都市構想など今後奈良県発展の屋台骨となる大事なプロジェクトが進み始め、ここ数年が極めて重要な時期となっております。さらに、もっとよくなる奈良のための大事なプロジェクトでございます県立医大の新駅設置と畝山周辺のスポーツ施設の整備、西和医療センターの移転新築、まほろば健康パークの整備、中央卸売市場の再整備、県域水道一体化、近鉄大和西大寺駅の高架化、近鉄郡山駅の移転駅前整備などが今まさに動き始めています。

あわせて、県民の皆様の暮らしをもっとよくする身近な施策については、良い子どもを育み、高度な住民の福祉を奈良モデルで実現し、官民の働き方を改革し、デジタル化で生活と経済を豊かにし、南部東部地域を振興するなどこれからもしっかりと取り組んでまいります。

14年後にリニア中央新幹線が開業いたします。次の4年間の県政運営は奈良県の将来を大きく左右する大切な時期だと考えます。

奈良県を発展させる大きな波が押し寄せている今、しっかり県政を継続していくことがぜひとも必要だと感じております。継続は力でございます。

私は不器用で愚直ですが、奈良をもっとよくするためにお役に立ちたいという思いを人一倍強く持ち続けています。奈良の未来を決めるこの正念場に、県民の皆様と力を合わせて輝く奈良実現の総仕上げの仕事を進めさせていただきたいと思います。

夢を形にいたします。引き続き、県民の皆様の力強いご支援を心からお願い申し上げたく存じます。ありがとうございました。

奈良県知事選挙候補者平木しょう

経歴:

東京大学法学部卒、総務省で要職を歴任、令和元年から岐阜県副知事を務め、令和4年総務省財務調査課長で退官。

政見:

平木しょうです。48歳、奈良県香芝市の出身です。私の祖父の弟は奈良県内で市長を務めていました。私はその姿に憧れ奈良県でいつかは地方行政をやりたい、その思いを持ち続けてきました。そして平成9年に自治省に入り25年間、そのうち10年4か月は福島県、浜松市、京都府、岐阜県と地方の現場で地域の課題と向き合ってきました。

昨年の夏までは、岐阜県副知事として新型コロナ対策を担当しました。緊急事態宣言を発出し、県民の命を誰一人奪わせないとの決意のもと、県民お一人お一人の悩みに向き合い、市町村、事業者の皆様とともに懸命に取り組みました。その時、私は思ったんです。奈良県の皆様のために汗をかく、そして役に立つ、それは今であると。


コロナ禍での地域経済の低迷、物価資源の高騰、人口減少と高齢化。奈良県はたくさんの課題に直面しています。活き活きとした躍動感のある生涯にわたって安心して住んでいける奈良県をつくりたい。奈良県を豊かにするには、人、安心、そして成長が必要です。

私は、奈良県の子どもの数をまずは増やしていきたい。子育てにかかる経済的負担を解消します。私は共稼ぎ家庭でした。稼いだ分が子育てに消えていく、そういった経験があります。

幼児教育、保育、高校教育の無償化を必ず実現する。安心して結婚し、子どもを産み、育てられる環境を整え、あわせて子どもたちが将来に向かって選択肢が持てる、多様性のある教育を実現します。

次に、ご高齢の方も、障がいをお持ちの方も、生活困難に直面する方も、安心して日々生活していける、誰一人取り残さない奈良県を実現します。まずは、現在の物価高、資源高へのさらなる緊急対策を取りまとめ、すぐに実施します。その上で過疎地も含め、地域で安心して医療が受けられる体制の整備、介護負担軽減、健康づくりのほか、いじめ、不登校、引きこもりの方々へきめ細かい対応をしてまいります。

また、五條市に計画される大規模防災拠点の整備、県内河川の治水対策など災害への備えも徹底します。県民の皆様の命と暮らしを守り抜いてまいります。

そして、成長への投資です。リニア新駅の県内立地を早急に確定させます。10年後20年後を見通した成長戦略を実現してまいります。また、京奈和道の全線開通4車線化、学研高山第2工区など社会インフラの整備、大胆な規制緩和の実施のほか、日本で一番新しい仕事を起こしやすい奈良県として、スタートアップに対する手厚い経済的支援、融資を導入します。コロナ禍からの回復途上にある中小零細企業、地場産業に対するきめ細かな支援を行います。

観光については、県の基幹産業として観光、食、体験を一体とした観光客の満足度向上、北部と南部をつなぐ観光拠点の形成を進めます。農業の高付加価値化、林業の成長産業化もますます進めてまいります。私、平木しょうは成長による果実を、未来へ安心への投資に回していく。成長への好循環で切り捨て改革ではなく、奈良県らしい創り出す改革を実現します。

そして、自らの改革姿勢を示すため、多選禁止条例の制定、県民の皆様への県政への評価を知事給与に反映させる、業績連動型知事給与を導入してまいります。

奈良県知事選挙候補者の政見放送を書き起こしました。
奈良県知事選挙は2023年4月9日投開票です。
ぜひ、投票の参考にしてください。

奈良県知事選挙候補者を徹底比較❀1❀

奈良県知事選挙候補者を徹底比較❀2❀